にむらカイロプラクティック

症例報告

内臓の記事一覧

10代の『朝が起きれない』症例②

【骨盤隔膜、横隔膜、胸郭上口隔膜】の説明

骨盤の底、胸郭の下、胸郭の上には『隔膜』という筋肉筋膜が空間を隔てています。

なので隔膜と呼びます。これらも『膜=ファシア』ですので筋膜リリースで緩める事が出来ます。

横隔膜は言わずと知れた『呼吸筋』ですから横隔膜が固くなると呼吸はしんどくなりますよね((+_+))

隔膜は深部の筋膜になりますので、この3点が固まると頭蓋骨の動きも止まります((+_+))

いくら10代で若くても絶不調になりますよね…。

胸郭上口~横隔膜の間には『肺』がありこの空間は『陰圧』、横隔膜~骨盤隔膜の間は各臓器があり『陽圧』。

この隔膜の『陰陽』の圧バランスが崩れると様々な症状に悩まされます。

※10代の『朝が起きれない』症例③に続きます(‘ω’)ノご覧ください。

10代の『朝が起きれない』症例①

【症例】

10代 女性 学生

【主訴】

朝が起きれない。体調が優れない。

【経緯】

お母様が当院にメンテナンスにお越しになられていて、娘さんが朝が起きれなくなって学校に行けなくなっているとのご相談を受けて、様子をお伺いすると別に学校で嫌な事があるとか、学校に行きたくないとかもなく、朝になると起きれなくなり、学校に行っても体調が優れず早退もあるとの事。学校では『心療内科の受診』なども言われたり、とにかくお困りのご様子でした。お伺いしていると筋膜の症状だと感じお伝えして来院されました。

【施術】

①骨盤隔膜、横隔膜、胸郭上口隔膜のリリース

②頭蓋骨の正常な動きの回復&調整(※後頭骨、蝶形骨、側頭骨)

③内臓エネルギー不足の補い(肝臓、消化器)

④呼吸システムの回復(仙骨の動きの回復)

⑤物療による血流促進(ホットパック)

【術後】

施術が終わりベッドに座ってもらいました。来院時、生気が全く感じられない真っ白な顔で目にも力が無い様子で、ぱっと見『この世の人じゃないような感じ』でした。しかし、お顔には血色が戻り、目にも力がみなぎり、何よりも『呼吸がすごく楽になった』という事でした。まさしく蘇ったという言葉がピッタリ感じです!(^^)!

一週間後に二回目の施術でしたが、初回の施術後は『その日はとにかく眠たくて(笑)』だったという事。

朝も起きれるようになり笑顔が戻っていたのが印象的でした(^^♪

やはり若い人に笑顔が無いといけませんね!大人がニヤニヤして子供が苦しそうな国はよくありませんから( `ー´)ノ!!

とにかくこの『コロナ禍3年間』で若い人達は『不安、心配、イライラ』など平常時に比べて精神的ストレス、自律神経を過度に使用して今、体調不良に現れています(‘ω’)ノ

※10代の『朝が起きれない』症例②に続きます(‘ω’)ノご覧ください♪

『精子の数が少ないと言われた』という相談からの施術②

(2回目)→2週間後

①頭蓋骨調整(クレニオセイクラル)

②残りの十二指腸反射の筋膜癒着(筋膜リリース)

③腎のエネルギーを補う(経絡)

(3回目)→4週間後

①腎臓と膵臓の負担反射による筋膜癒着(筋膜リリース)

②腎、脾のエネルギーを補う(経絡)

3回目の施術が終わった数日後に奥様からお電話があり『妊娠しました』という事でした(^^♪

更に先日の御主人様メンテナンスの際には『この前の病院の検査で精子の数が倍に増えていると言われました♪』というご報告を受けました(^^♪

【まとめ】

お仕事でも外での作業が多いご主人。コロナ禍で平常時に比べて色々と神経を使い、そこにとどめの連続猛暑日の影響が自律神経&内臓へ負担が大きくかかり、体がこの様な状態になってしまったという事が全ての原因です((+_+))

 

持って生まれた体質も先ず『消化器系』がダメージを受ける体質ですから、十二指腸→肝臓と順番にやられてしまい、最後に頭蓋骨の正常な動きがストップして視床下部から精巣に至る指令が出にくくなり、結果として『精子の数が少なくなった』という事が見えてきます(‘ω’)ノ(※ホルモンの説明の詳しくは割愛させていただきます)

脳からの指令が上手くいき、神経、血流が正常に流れて精子の産生がまた上手く出来るようになっただけの事です。

とにかく無事に妊娠されて良かったです(^^♪あとは奥様が安産出来るように出産までメンテナンスしていきましょう(^^♪

筋膜リリースは本当に色々と可能性のある手技療法です!(^^)!

体の中が正常に働けばすべては上手くいくのが生き物の体です(^^♪