にむらカイロプラクティック

症例報告

内臓の記事一覧

腰痛だけど『腰』は関係ない

【症例】

50代 男性 会社員

【主訴】

腰痛

【経緯】

月1回メンテナンス

【施術部位】

・首の付け根の筋膜癒着→『脳、自律神経』の反射

・右下肢の筋膜癒着→『肝臓』の反射

・左股関節の筋膜癒着→『消化器』の反射

【まとめ】

いつもお仕事で『頭の疲れ』が多い方ですので、首の付け根にいつも『脳、自律神経』の負担反射が蓄積されます。

その筋膜癒着が背部を引っ張り上げてしまいます(‘ω’)ノ

左右の下肢の癒着は『春』の影響で『肝臓』『消化器』の負担反射で癒着していました。

1番注目していただきたいのが『腰』の部位には何も癒着が無いのです(‘ω’)ノ

でも『腰痛』を感じているのです。

どういう事かと申しますと、上下の筋膜癒着が腰部を上下に引っ張り合った結果、腰に痛みを感じるわけです。

ほとんどの腰痛はこんな事です(‘ω’)ノ

それを『骨盤のズレ』『腰椎の隙間が狭くなっている』など時代錯誤な知識が根強く存在しています…。

ちょっと過激なコメントしましたが、それが真実です。

全ては『脳、自律神経』『内臓』の反射が現れているだけなのです(‘ω’)ノ

右膝の痛み

【症例】

50代 女性 主婦

【主訴】

右膝の痛み

【経緯】

月1回メンテナンスの方

【施術した部位】※イラスト参照

・右肩甲骨内側の筋膜癒着→『肝臓』の負担反射

・右膝内側&右膝裏の筋膜癒着→『肝臓』の負担反射

・左の背部→『消化器』の負担反射

【まとめ】

体の右側の筋膜癒着は『肝臓』に負担がかかり過ぎた為に出来上がったものです。

それらが引っ張り合いをしています。左背部には『湿熱』が蓄積した筋膜癒着がありました。

湿熱はなぜ発生するかと言うと、消化器に負担がかかっているわけですが『脂っこいもの』をよく食べているとこういう熱が蓄積した筋膜癒着が左の消化器エリアに出来てきます(‘ω’)ノ

 

春になると季節の影響で『肝臓は勝手に活動的になる』ので、すぐに肝臓は疲れてエネルギーダウンするのです。

肝臓が弱ると消化器も巻き添えになり、肝臓&消化器ともにヘロヘロになります((+_+))

その状態でいつも通りの生活、飲食をしていますと内臓は悲鳴をあげ、筋膜は反射的に癒着して血流が悪くなり様々な症状に繋がるのです(‘ω’)ノ

この方は元から『消化器に一番負担がかかる体質』をされていますので余計にこの春は癒着しやすいのです。

上記の筋膜癒着を全てリリースしたら右膝の痛みは無くなりました(^^♪

後は飲食のアドバイス、春の養生をお伝えしました(‘ω’)ノ

 

10代の『朝が起きれない』症例②

【骨盤隔膜、横隔膜、胸郭上口隔膜】の説明

骨盤の底、胸郭の下、胸郭の上には『隔膜』という筋肉筋膜が空間を隔てています。

なので隔膜と呼びます。これらも『膜=ファシア』ですので筋膜リリースで緩める事が出来ます。

横隔膜は言わずと知れた『呼吸筋』ですから横隔膜が固くなると呼吸はしんどくなりますよね((+_+))

隔膜は深部の筋膜になりますので、この3点が固まると頭蓋骨の動きも止まります((+_+))

いくら10代で若くても絶不調になりますよね…。

胸郭上口~横隔膜の間には『肺』がありこの空間は『陰圧』、横隔膜~骨盤隔膜の間は各臓器があり『陽圧』。

この隔膜の『陰陽』の圧バランスが崩れると様々な症状に悩まされます。

※10代の『朝が起きれない』症例③に続きます(‘ω’)ノご覧ください。