にむらカイロプラクティック

症例報告

筋膜の記事一覧

右膝の痛み

【症例】

50代 女性 主婦

【主訴】

右膝の痛み

【経緯】

月1回メンテナンスの方

【施術した部位】※イラスト参照

・右肩甲骨内側の筋膜癒着→『肝臓』の負担反射

・右膝内側&右膝裏の筋膜癒着→『肝臓』の負担反射

・左の背部→『消化器』の負担反射

【まとめ】

体の右側の筋膜癒着は『肝臓』に負担がかかり過ぎた為に出来上がったものです。

それらが引っ張り合いをしています。左背部には『湿熱』が蓄積した筋膜癒着がありました。

湿熱はなぜ発生するかと言うと、消化器に負担がかかっているわけですが『脂っこいもの』をよく食べているとこういう熱が蓄積した筋膜癒着が左の消化器エリアに出来てきます(‘ω’)ノ

 

春になると季節の影響で『肝臓は勝手に活動的になる』ので、すぐに肝臓は疲れてエネルギーダウンするのです。

肝臓が弱ると消化器も巻き添えになり、肝臓&消化器ともにヘロヘロになります((+_+))

その状態でいつも通りの生活、飲食をしていますと内臓は悲鳴をあげ、筋膜は反射的に癒着して血流が悪くなり様々な症状に繋がるのです(‘ω’)ノ

この方は元から『消化器に一番負担がかかる体質』をされていますので余計にこの春は癒着しやすいのです。

上記の筋膜癒着を全てリリースしたら右膝の痛みは無くなりました(^^♪

後は飲食のアドバイス、春の養生をお伝えしました(‘ω’)ノ

 

『咳が止まらない』症状。

【症例】

30代 女性 主婦

主訴→咳が止まらない

経緯→海外にお住まいで帰国されまして、お久しぶりのメンテナンスに来院されました。

【施術】

①首に蓄積した『自律神経』の熱を抜く。

②呼吸器に影響する筋膜の癒着をリリース。※この部位が『咳』を引き起こします。

③左腰で癒着した『左腎臓』の筋膜反射をリリース。

【結果】

1回目の施術で上記①~③を中心に施術しました。

2回目は2週間後に来院、咳の症状は1回目の施術ですぐに改善したとの事でした。

【まとめ】

やはりこの3年間のコロナ禍でのストレス、育児による過労、お住まいの国でも暑さがすごかったという事。

それらの自律神経&内臓の反射で出来た筋膜癒着が強烈に出来ていました。

腰の痛み

20歳 男性 学生

【主訴】

一週間前から立ち上がる時に左の腰が痛い。

【経緯】

友達に誘われてサッカーの練習に参加した時、終了時に立ち上がる動作で腰が痛くなった。

紹介にて来院されました。

【施術】

今回は典型的な腰痛で、一番固まっていたのは『中殿筋(中臀筋)』という股関節の深部の筋肉の筋膜でした。

それが固まった原因は『自律神経の負担』からでした。

コロナのストレス&猛暑のストレスがベースにありながら、大学生活で睡眠時間もバラバラになりとにかく『脳・自律神経』へジワジワと負担がかかり筋膜も気付かないうちに固まり続けた事が原因です。

ご本人の持って生まれた体質も『肺タイプ』で秋になると症状が現れやすくなる体質になりますのでこのタイミングで腰痛になったという事です。

『中殿筋(中臀筋)』をリリースすると施術後に立ち上がる時の痛みは綺麗に無くなっていました(^^♪