来院者様のお悩み
30代 男性 会社員 主訴…腰から下肢にかけての痛みとしびれ
特にいつもと変わらない日々を過ごしていたが、ある日突然、腰がピリピリとした感覚になり次第に、お尻がしびれて下肢にも繰り返す激痛としびれが出てきました。病院に行って画像検査を行い、結果は『異常なし』ということで尾てい骨の所から『ブロック注射』をして鎮痛剤と湿布を処方され帰宅しました。ところが状態が全然変わらず別の病院へ。そこでも検査は『異常なし』今度はお尻の二箇所にブロック注射をしました。案の定何の変化もなく、保険の効く治療所でマッサージをされるも帰宅後、更に痛みが増してしまいました。もう座っていても寝ていても何をしても楽にならない状態でした。こういう経過をたどって来院されました。
にむら院長より
こういったケースでお困りの方は非常に多いと思います。これは典型的な『トリガーポイント』の症例です。
画像にも写らない、鎮痛剤も効かないという困ってしまう状態ですね。この方は病院や保険の効くマッサージを経て来られたので、何の疑いもなくピンときました。
結局、この方の症状の原因は毎日の仕事での『不良姿勢』が蓄積して、ある日一気に爆発したという事です。
骨盤と腰椎の間で捻じれを起こして、結果お尻と下肢の神経の流れが停滞し、筋肉が栄養不足になっていました。
片側の太ももの筋肉も委縮していたので、相当長い年月をかけて作り上げていたと思われます。幸いにも、『精神的ストレス』が無い方でしたので3回の施術でスッキリ痛みが消えました。日々の姿勢は気をつけたいものです。