にむらカイロプラクティック

症例報告

骨盤の記事一覧

10代の『朝が起きれない』症例③

【一次呼吸メカニズム】の説明

人間はお母さんの体から生まれ出て先ず初めにする事が『呼吸』です。泣くのはその後です(笑)

そして人生を生き抜き、最後は『息をひきとります』。生き物は『呼吸で始まり呼吸で終わる』のです。

勿論、生きている間は呼吸を絶えず行っています。それくらい呼吸というのは大事なのです(‘ω’)ノ

 

呼吸で一番大切な骨格が『後頭骨』『仙骨』になります。

上で後頭骨が動き、下で仙骨が動く。この双方がリズミカルに動く事によりスムーズな呼吸が可能になるわけです。

無意識に吸って吐いてが出来るのはこの骨格が動き&隔膜が緩んで働いている事が条件です。

そして『後頭骨ー仙骨』が上下でポンプの役割をするので、脳脊髄液も循環して体全体に好影響を与えるとも言われています。

これが出来ないと、呼吸は浅くなり、首や肩で呼吸する様になり様々な不調に繋がります((+_+))

腰から下肢に出ている痛みとしびれ

来院者様のお悩み

30代 男性 会社員   主訴…腰から下肢にかけての痛みとしびれ

特にいつもと変わらない日々を過ごしていたが、ある日突然、腰がピリピリとした感覚になり次第に、お尻がしびれて下肢にも繰り返す激痛としびれが出てきました。病院に行って画像検査を行い、結果は『異常なし』ということで尾てい骨の所から『ブロック注射』をして鎮痛剤と湿布を処方され帰宅しました。ところが状態が全然変わらず別の病院へ。そこでも検査は『異常なし』今度はお尻の二箇所にブロック注射をしました。案の定何の変化もなく、保険の効く治療所でマッサージをされるも帰宅後、更に痛みが増してしまいました。もう座っていても寝ていても何をしても楽にならない状態でした。こういう経過をたどって来院されました。

にむら院長より

こういったケースでお困りの方は非常に多いと思います。これは典型的な『トリガーポイント』の症例です。
画像にも写らない、鎮痛剤も効かないという困ってしまう状態ですね。この方は病院や保険の効くマッサージを経て来られたので、何の疑いもなくピンときました。

結局、この方の症状の原因は毎日の仕事での『不良姿勢』が蓄積して、ある日一気に爆発したという事です。
骨盤と腰椎の間で捻じれを起こして、結果お尻と下肢の神経の流れが停滞し、筋肉が栄養不足になっていました。
片側の太ももの筋肉も委縮していたので、相当長い年月をかけて作り上げていたと思われます。幸いにも、『精神的ストレス』が無い方でしたので3回の施術でスッキリ痛みが消えました。日々の姿勢は気をつけたいものです。

どこに行っても改善しない全身症状

来院者様のお悩み

30代 女性 主婦   主訴…頭痛、首の痛み、股関節周りの痛み
痛みが徐々に出てきて、最初は健康保険の適用の治療所でマッサージなどを受けていたが、痛みがマシになってこないが気休めで通院していました。育児と家事におわれる毎日で、気力で頑張っていたがとうとうどこに行っても痛みが治らず紹介にて来院。日常生活にも支障が出ていました。

にむら院長より

30代の女性は育児・家事と気が休まる時が無い状態にあります。そして神経が高ぶって様々な症状が現れます。
まずは、頭蓋骨調整で自律神経の調整をして組織を落ち着かせました。それだけでも、首や肩が緩まります。
あとは細かい部位の硬い関節や筋肉にアプローチしました。忙しい毎日の積み重ねで、自律神経が参ってしまった様子の症状でした。ひどくなる前に、皆様も心と体のケアを!!