にむらカイロプラクティック

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恐れ多くも『手技療法について語ってみる』

東大阪市の【筋膜リリース整体院】にむらカイロプラクティックです。

お久しぶりの投稿になります((+_+))今年の猛暑は体に多大なダメージを与えている様子で、新たに症状でお悩みの方が当院にお越しになりました。検査ではハッキリと原因がわからずに手技療法を初めて受けられる方も多く、受けられて『目から鱗です』と手技療法に感動していただく事が多く嬉しく思います。
てな事で!今更ながら『手技療法』を語ってみようという内容です(^^)/

手技療法って??

手技療法はそのまま『手を使って施療する』という事ですが、一般の人が混乱するくらい施術方法があります。整体・マッサージ・あんま指圧・鍼灸・カイロプラクティック・オステオパシーなどが代表的な施術方法ですね。
何が違うかっていうと、大きく2つに絞ると『筋肉』をターゲットにしているもの、『骨格』をターゲットにしているものですね。そこからまた施術者の個性によって手法が変わっていくわけです(=゚ω゚)ノ
色々な考え方があって選択肢が増える事はメリットだと思います。しかし!それが一般の人に迷いや不信感を招くデメリットになる事も多いです(´・ω・`)
胡散臭いイメージを持たれてしまう事も多いのも仕方ない世界ですね。

手技療法ってどんな事してるの?

人間の体は呼吸、心拍、血液・リンパ液・脳脊髄液、骨、筋肉、内臓などが全て連動して動くことで健康を保っています
にむらカイロプラクティックの手技療法では、そういった本来動かないといけない体の部分で動かなくなっている場所を探して正常な動きを改善させて、健康を取り戻すための手伝いをします。
にむらカイロプラクティックでは『筋膜リリース』を主軸に行いますが、その施術効果は興奮して高ぶっている自律神経に影響を与え落ち着かせ、停滞していた血液、リンパ、脳脊髄液の流れが良くなる事により『自分の体を自分の力で修復していく』という事が体内で行われます(=゚ω゚)ノ
手技療法の目的は『症状を治す事ではなく、その人の体が自力修復をしていく体内環境を作る』という事。

まとめ

『その人の体が自力修復をしていく体内環境を作る』という手助けをしている手技療法家は、骨格・筋肉&筋膜・内臓の正常な動き・他の膜組織・腱組織・靭帯組織などすべてが連動して停滞する部位が無くなるようにメンテナンス出来る技術&知識を身につけないといけません(=゚ω゚)ノ
症状に苦しんでいる人は『気持ちが前向き』になれません。耐え難い痛みを先ずは解決していく事により『気持ちも落ち着き』心身ともに健康になれるものです(●´ω`●)
【筋膜リリース整体院】にむらカイロプラクティックではこれからも『手技療法に一途』日々自己研鑽していきたく思います(=゚ω゚)ノ(※熱男~♪笑)

薬とのお付き合いは上手にしましょう(^^

大阪府東大阪市の【筋膜リリース整体院】にむらカイロプラクティックです(^^♪

前回、心臓からの反射で左手がしびれている可能性がある方の内容を報告しました。
その方が病院で検査を受けて再び施術にお越しになりました。
さてさて、どうだったでしょうか??
男性:『先生、検査を一通り受けたけど大丈夫やったわ。』
 私:『それは良かったです。心配しました。』
私は前回、左手のシビレが心臓自体の影響なのか?他の原因があって心臓に影響しているのか?どちらかだな~と推測していました。検査は脳神経まで徹底的に検査を受けて来られました。

何が原因だったか?

大きな検査は異常なかったのですが、数値が高くなってしまっていたものがありました。
①血圧
②コレステロール値
この二つが異常に高かったそうです(;・∀・)

何が原因だったか?

実はこの方、数か月前にいつも通院していた病院が『待ち時間が長い』という事で別の空いている病院に自身で転院したそうです。そこで血圧の薬とコレステロールの薬が今迄と違う薬になってそれを服用しながらいつも忙しく生活されていたそうです。今回の検査後、前回通院していた病院へ戻り薬を元に戻すと…左手のシビレが一気に治りました(=゚ω゚)ノ
薬が合ってなかったという事なのです((+_+))

結果的に、シビレの仕組みが…
①薬が合わずにコレステロールを調整出来なくなった→②血流がドロドロになってきた→③それでも体中に血液を送らないといけないので心臓がいつも以上に頑張った→④それに伴い血圧も高くなる→⑤心臓に負担がかかり過ぎて胸の筋肉に発作的な反応を出していた→⑥左手にシビレが現れた

という事が体の中で起こっていたのですね~(・_・;)
こういう症例もあるのです。これを『手のシビレは首から来てますよ。』なぁ~んて言いながら、施術していたらシビレが治るどころか命にかかわります(>_<)!! しかし、薬に頼らなくても良いように生活するのが一番ですが、色々な生活様式がありますので一概に薬が悪い事はないのです。医療は上手に利用していきたいものですね(=゚ω゚)ノ

原因不明の『動悸・不整脈』の改善例。

大阪府東大阪市の【筋膜リリース整体院】にむらカイロプラクティックです(^^♪

原因不明の『動悸・不整脈』の症例

50代 男性 
主訴→3ヶ月前以上前から動悸・不整脈がひどくなった。
経緯→初めてこの症状が出だしたのは5年くらい前、当時病院にて心電図調べても『異常なし』。別の病院でも心電図を調べたが『異常なし』。東洋医学の治療に切り替えて色々な施術所に行くも改善しなかった。もうどこに行けば良いかわからず半ば諦めていた時に当院のHPをみつけて来院された。

症状の原因はやはり『トリガーポイント』


この方はもうすでに2件の病院にて心電図を調べて異常がなかったという事で、ほぼほぼ『トリガーポイント』が原因だろうなぁとカウンセリングの段階で感じていました。左図は大胸筋に出来た『不整脈のトリガーポイント』です。このようにテキストにも載っています。しかし、テキストはあくまで目安!です。
中心的なトリガーポイントの塊以外にもサテライトトリガーポイントという二次災害・三次災害のように拡がってしまった塊が胸の付近や鳩尾(みぞおち)部にたくさん存在していました(*_*;
さらには頚部・背部などの筋膜の癒着もきつくて久しぶりの重症な症例でした(*_*;

症状が改善するまでの経過

症状が落ち着くまでの施術の間隔は一週間

・二回目(術前)→特に変化なし

・三回目(術前)→動悸が少しマシになった、左の脇腹周囲の痛みが現れた。

・四回目(術前)→変化なし

・五回目(術前)→変化なし

・六回目(術前)→動悸が出ると左脇腹の痛みがなくなり、左脇腹が痛むと動悸が出なくなる。

・七回目(術前)→動悸・不整脈・左脇腹痛が全体的に回数が減って来た。

・八回目(術前)→動悸がなくなる。左脇腹痛もなくなる。あとは不整脈のみ。

 【※八回目~九回目はタイミングが合わずに2週間間隔】
・九回目(術前)→この2週間、まったく不整脈が出なくなった。

まとめ

筋膜リリースで施術していると本当に体は不思議で神秘的だなと感じます。
六回目の状態なんかすごいですね。トリガーポイントが心臓に悪さしようとしてるのか、左脇腹に悪さをしようとしているのかまるでシーソーゲームのようですね。まぁ、どちらかというと痛みで出てくれている方が状態としたら改善に向かっている証拠なので六回目は良い目安になりました( ^ω^ )
このように古い慢性的なトリガーポイントと戦うのはなかなか施術家としてやりがいのある症例です。
すぐに楽になっていただきたいけれど、筋膜の癒着を長期間放置しているとそれだけ改善するまで時間が必要になるのです(=゚ω゚)ノ

今回は検査で異常なしという未病の状態なので改善しました。内科的に異常がある場合は必ず病院の方で治療を受けてください。誤解のございませんようにm(__)m