にむらカイロプラクティック

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『インピンジメント症候群』と筋膜リリース

大阪府東大阪市河内花園の【筋膜リリース整体院】にむらカイロプラクティックです(=゚ω゚)ノ

スポーツ障害の投稿を続けます(‘ω’)ノ

ドジャースの佐々木朗希投手が『インピンジメント症候群』で故障者リストに入ってしまいました(._.)

初めて聞くような診断名と感じる方も多いのではないでしょうか??

野球だけでなくバドミントンやテニスなど力を入れて腕を振るスポーツに多い障害です(‘ω’)ノ

一般の方でも『五十肩』に繋がったりする状態でもあります(‘ω’)ノ

◆損傷するのは『棘上筋の腱』

棘上筋は腕を挙上させる際に、始めの約30度まで働く筋肉です。

小指ほどの筋肉で、肩関節の隙間を棘上筋腱が通過して上腕骨に停止します(‘ω’)ノ

肩周囲の『僧帽筋』『三角筋』『大胸筋』などの筋膜が疲労で縮んでいくと、棘上筋腱が通過するスペースが狭くなります。

その状態で体を使い続けると、棘上筋腱がその都度『擦れて』腱が炎症していきます((+_+))

それが『インピンジメント症候群』というスポーツ障害になります(‘ω’)ノ

◆施術する方法は??

勿論、筋膜リリースが最短で改善する施術です(‘ω’)ノ

とにかく棘上筋腱が通過する隙間が狭くなっているのを元に戻さないと話になりません(‘ω’)ノ

上記に書いた肩周囲の『僧帽筋』『三角筋』『大胸筋』などの筋膜癒着を伸ばす事により隙間が復活します。

佐々木投手は上半身の頭~首~腕の『アームライン』が慢性的に縮んでいる体形ですから非常にインピンジメントになりやすいです。指先に熱がこもりやすいから『マメ』も出来やすいのです(‘ω’)ノ

◆まとめ&関連画像

とにかく『筋膜』という体の組織がスポーツ業界ではあまり浸透していないのが現状です。

また筋膜を確実に扱えるセラピストやトレーナーの育成が確立していないのでしょう(‘ω’)ノ

過去の大選手でも『筋膜さえ伸ばしてケアしていれば大記録出てただろうなぁ…』と思う事が多いです(-_-)

まぁ届かぬ声を上げているだけですが…笑

一般の方でも『五十肩』である『肩関節周囲炎』『凍結肩』に繋がりますのでしっかりと筋膜ケアしていきましょう(=゚ω゚)ノ

全てのアスリートの方へ(=゚ω゚)ノ

大阪府東大阪市河内花園の【筋膜リリース整体院】にむらカイロプラクティックです(=゚ω゚)ノ

今迄、あまりアスリート向けに発信していませんでしたがしていきたく思います(=゚ω゚)ノ

何故、筋膜を施術すると疲労の回復や怪我からの復帰が早くなるのか(‘ω’)ノ

その超回復する理由は『血流が良くなるから』です(‘ω’)ノ

その『血流を良くする』為には筋膜癒着を取り除くのが一番効果的だからです(‘ω’)ノ

骨格矯正も悪くはないですが、矯正した部位の局所的な血流回復しかせずに全身の血流が劇的に回復する事はありません。

これは骨格矯正のみの施術と筋膜リリースにおける比較を自身で確認したから言える事です(‘ω’)ノ

◆各細胞に『酸素』『栄養』を届ける

体が痛みから解放されたり、怪我した部位の修復をする為には『自分で造った血を自分の力で隅々の細胞へ行き届かせる』事で改善していくのが体の『基本』『本質』なのです(‘ω’)ノ

転倒して膝を擦りむいた時に傷が治るのも『かさぶた』が出来て治っていきますよね?

逆に言うと痛めている部位の組織は『血が届いていない』血流不足という事です(‘ω’)ノ

損傷した組織に『修復材料』を運べない状態でどうやって治りますか?無理ですよね。

その仕組みを先ず理解する事はすごく大切な事です。

◆筋肉を包む筋膜が縮むと、血流が筋肉に入らない

筋肉は筋繊維が束になって構成されています。

その束がバラけない様に『筋膜』でパッキング(包む)しています(‘ω’)ノ

筋膜を通過して血管が筋肉に入り込んでいるのですが、筋膜が縮んで固まればその血管が締め付けられて『血流の通過障害』を起こしてしまいます。

すると中の筋肉は『栄養不足』『酸素不足』となりカチカチの筋肉が元に戻らない『回復しない』状態になります(‘ω’)ノ

◆筋膜癒着を緩めて伸ばすしかない!!

縮んで固まった筋膜癒着はストレッチをしても組織的に元に戻りにくいのが特徴です。

マッサージの速い動きや刺激にも反応しない組織です。

電気治療でも伸びてくれません。

筋膜に精通して熟練したセラピストやトレーナーでないと伸ばす事は難しいでしょう(‘ω’)ノ

更に細かく言うと、筋膜癒着の縮んだ順番通り伸ばしていかねば、効果は持続しません(‘ω’)ノ

それくらい奥深い組織が『筋膜』というものです(‘ω’)ノ

◆筋膜を理解すれば長く活躍できる!!

世界中のアスリートのほとんどは『筋膜』を適切にメンテナンス出来ていないです。

30歳を過ぎたくらいから急に怪我をしてパフォーマンスが落ちたり、最悪の場合は現役引退でしょう。

なぜ30歳という年齢がそうなるのか??

それは『体の血流量が減っていく』年齢だからです(‘ω’)ノ

成長期である20代までは細胞分裂する為に『血を造る量が旺盛』なので、ある程度の肉体疲労(筋膜含む)は回復します。

血流量が豊富なら筋肉も柔らかく最大限に力を発揮する事が出来ます(‘ω’)ノ

子供を見てください。血流量が旺盛だから柔らかいし回復も早いでしょ??

長く現役で活躍しているアスリートは『筋膜癒着が非常に少ない』『血流がスムーズ』なのです(‘ω’)ノ

一般人でも年齢を重ねていく毎に、筋肉が固くなり力も衰えて運動できなくなりますし、簡単に怪我もします(‘ω’)ノ

『体を動かす』=『正常な筋肉の状態』なのです(‘ω’)ノ

◆百聞は一見に如かず(=゚ω゚)ノ

当院でも野球・サッカー・ラグビー・ゴルフ・バレーボール・ボーリングなど様々なスポーツに携わる方がメンテンナンスにお越しになっています(‘ω’)ノ

私自身も47歳になりますが10代20代30代を相手に投手として草野球をしていますが、自身の筋膜を日々施術をして投げ続けています。これもこの仕事、筋膜をメンテナンスしているから出来ることです。

昨年は9回を投げ切り完封勝利を果たしたところです(‘ω’)ノ

それほど全身の筋膜を緩めて伸ばすと効果があるという事です(‘ω’)ノ

疲労や怪我の回復が素早く、パフォーマンスも回復・向上します(‘ω’)ノ

 

『投球時の肩痛・肘痛・腰痛(※野球選手)』の症例をご覧ください♪(※下記をクリック♪)

https://m-nimura-chiro.com/voice/voice-1386/

可哀想なアスリートの世界…

大阪府東大阪市河内花園の【筋膜リリース整体院】にむらカイロプラクティックです(=゚ω゚)ノ

当院には様々なスポーツをされている方も来院されています。

私自身も現在は47歳(‘ω’)ノ草野球ですが投手をしており、まだ9回を完投出来る筋肉の状態です(^-^)

これも自身で『筋膜メンテナンス』が出来るが故に現役を続ける事が可能なわけです。

 

メジャーリーグの今永投手が『左大腿部後面』を怪我されたというニュースを見て筋膜で説明したいと思います(‘ω’)ノ

画像は「アナトミートレイン」からの抜粋で説明したいと思います。

 

(ポイント①)

『試合後には自然に普通に歩けている』

この状況から「肉離れ」は起こしていない事がわかります。肉離れを起こしていると先ず自力歩行は難しくなります(‘ω’)ノ

そして骨折とかも無いというのもわかります(‘ω’)ノ

(ポイント②)

『この一週間の調整を見返しても、どこで何を注意すべきだったのか。どう対処していればこれを防げていたのか、ピンとくる所がない。整理しているところです』

このコメントからわかる事が、周囲のトレーナーは筋膜を把握出来ていないです(‘ω’)ノ

そして一週間どころかこれまでの疲労の蓄積が回復していないから痛めているのです(‘ω’)ノ

今永投手の年齢は31歳、人間は30歳を境目に『血流量が減っていく』生き物です(‘ω’)ノ

要するに今迄のメンテナンスでは間に合わず『筋膜癒着』が徐々に出来上がっていたという事です(‘ω’)ノ

 

これから精密検査を受けると思います。しかし筋膜癒着だけは調べれないです(‘ω’)ノ

筋膜リリースで施術すれば復帰まで10日もあれば十分なのですが…。

それ以上に復帰までは時間を要するでしょうね。

 

いくらメジャーリーグと言えど、まだまだ『筋膜』に関しては無知なのだと感じますね。

特にアスリートの世界は広いようで狭い(‘ω’)ノ

腰痛ひとつ治すだけで2~3か月離脱しているし、腰痛なら2週間もあれば復帰出来るのにとニュースを観る度にアスリートの世界は可哀想だなぁ…と感じています。

 

また後日にご紹介する予定の症例報告の内容ですが、球速が140㎞以上出なくなった学生投手がたった2回の筋膜リリース整体で球速が復活してすぐに活躍しています(^^♪

結局は『血流』です(‘ω’)ノ

筋膜癒着がたくさん出来上がると『血流』が停滞して、自己修復が遅れていき怪我に繋がるのです(‘ω’)ノ

最後に今回、今永投手が痛めている筋膜の繋がりを画像でご覧ください(‘ω’)ノ

お早い復帰を遠い日本からお祈りします(‘ω’)ノお大事に。