大阪府東大阪市の【筋膜リリース整体院】にむらカイロプラクティックです(^^♪
お久しぶりの投稿になります(;・∀・)今年は異常気象で自律神経&内臓に負担がかかり体調不良の方が多い年になりました。人間も『自然の中の生き物』大いに気温・湿度など環境の影響で体内は目まぐるしく変化しています。
今回は『熱中症と筋膜の関係性』について書いてみます(‘◇’)ゞ
猛暑による筋膜への影響
いつもの当院のガイコツちゃんで説明します(^^♪
最近では30℃以上の真夏日・猛暑日が当たり前になり変に馴染んでしまっていますが、30℃以上の気温は体からすると『超危険領域』です。命を守る為に、自律神経&内臓は人体がニュートラルな状態(=恒常性)を保つために頑張っています(=゚ω゚)ノその結果、『筋膜に及ぶ影響』が左図です。
『内臓-体性反射』により真っ先に内臓の反射が筋肉&筋膜に現れます。
右の肩甲骨内側に『肝臓の反射』、左背部・腰部に『消化器&左腎臓』の反射、これが今現在ほとんどの方の『筋膜癒着パターン』です。広範囲に背中全体の筋膜に『熱がこもった塊』が存在しています。
急性のトリガーポイントの出来上がりです。
特に『左腰~左脇腹』にかけて筋膜が縮んでいる人は『相当なエネルギー不足』になっています。ぜひご無理はなさらないようにしてくださいね(=゚ω゚)ノ
筋膜と熱中症症状の関係性
では、急性トリガーポイント化した筋膜が起こす症状はどうか?というと…、
背部の熱がこもった筋膜は異常な収縮を起こし、首の筋膜~頭部の腱膜を強烈に引っ張ります。
これで、背部VS.首・頭部で綱引き状態になります。
①首の筋膜にも熱がこもり、頭皮や首の前方の筋肉&筋膜を引っ張ると『頭痛・めまい』などが起こります。
②右の腰部が強烈に引っ張られると『吐き気・嘔吐』が起こります。
③危険な状態は頭蓋骨の正常な動きが止まり、頭蓋骨内に熱がこもると意識障害・痙攣まで起こしてしまいます(;゚Д゚)
筋膜から見た熱中症予防
とにかく猛暑日というだけで体には自律神経&内臓で発生した『熱がこもります』。
熱は上に上がる性質があるために首にこもりやすくなります。しかも急激に熱が発生して熱の処理が間に合わずに首に溜まっていくのです。
そういった事から予防していくには先ず、日々の生活から見直しましょう。
・睡眠不足にならない
・疲労、過労に陥らない
・ストレスを溜め込まない(※これが一番難しい)
・スマホ、パソコンなどを使い過ぎない
・消化に負担がかかるものは摂り過ぎない
・冷たいものを摂り過ぎない
・出来るだけ湯船につかる(※適温で)
※要するに、自律神経&内臓に負担をかけないという事です。
まとめ
体のメンテナンスから言うと、背部の筋膜の興奮を落ち着かせてから首の筋膜を緩めて~頭蓋骨の動きの調整をします。皆さんいつも通りの生活をしていても『自律神経&内臓』への負担は相当なものです。異常気象というのはそれだけ危険な事なのです。でもビクビクする事はありません!今回の内容を頭の片隅に置きながら、過酷な季節も楽しんで乗り越えて行けるように上手に生きていきましょう(^^♪
くれぐれもお体ご慈愛くだいませ(^^)/ありがとうございます♪