にむらカイロプラクティック

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筋膜が原因で心臓症状⁉︎

免疫力を高めるカイロプラクティックです♪

大阪府東大阪市の【筋膜リリース整体院】にむらカイロプラクティックです。
今年は『新型コロナウイルス』の影響で自律神経・内臓に負担が大きく体調を崩されている方が非常に多くなってきました(+o+)
そんな最中に当院に東京にお住いの女性から一通のメールが届きました
その内容は『筋膜が原因の心臓症状』についてです。
内科的な症状と筋膜は関係ないと皆さんは思われていますが、実は関係しているのです。

症例

30代 女性 
主訴→半年前から心臓が苦しく、動悸、息切れがある
経緯→この症状で入院をしたが『異常なし』。お薬(ニトロ)も効きませんでした。まだ小さいお子様達のお世話や家事などをするのが前のように満足に出来ずにお困りの様子。近くに買い物に行くのも無理な状態。何が原因なのか御自身で調べに調べ、当院のホームページに辿り着かれたという事です。

どのような状態になっていたのか??


いきなり結果からの説明になります(^_-)-☆
左図に●が付いているのが『胸骨筋(きょうこつきん)』です。この筋肉が最終的に発作を起こしていたという事です。いわゆるトリガーポイント発作と呼ばれる状態です。
しかし胸骨筋が単独で発作を起こしたわけではなく、胸骨筋を他の筋肉が引っ張り続けた事が発作をつくる要因になります。胸骨筋が元の柔らかい状態になると発作は治まります。
不思議ですよね??胸の前の筋肉の状態が悪くなると脳は『心臓がおかしい』と判断して内科的な症状を出してくるのです(;゚Д゚)

耳の周りの筋膜が…!?


耳の周りをクルッと囲うように筋膜が走行しています。耳の真下で『首の前・後ろ』の筋膜同士が合わさります。
首の前は胸に繋がり、首の後ろは背中に繋がります。
耳の周りがキュッと縮むと首全体を上に引き上げてしまいます(;゚Д゚)
重力に逆らっているように感じますが、筋膜の引っ張りに重力は関係ないのです

体の前V.S.体の後ろで綱引き大会


首の前後が耳に引き上げられると胸の前『胸骨筋』は四方八方から引っ張られて被害を受けてしまいます。
自身の体が四方八方から引っ張られるのをご想像ください。
かなり辛いですよね( ;∀;)痛くて泣いてしまいそうですよね。
『胸骨筋』が被害を受けて泣き叫んでいたという事になります。

まとめ

今回はメールでのご相談という事でした。
もちろん東京から通院していただく事は不可能ですので、とにかく『症状がなぜ起こっているのか』をご理解いただき先ずは『安心』する事が大切です。

【今回のポイント】
・結婚&子育てを今迄一生懸命に頑張って来られた『自律神経負担の蓄積』
・ここ数年の異常気象による『自律神経負担の蓄積』
・新型コロナウイルスによる心配や不安など『自律神経負担の蓄積』
等々、数え上げればキリがないくらい現代人は『自律神経負担の蓄積』が大きく影響しています。
結果的に筋膜が縮む→筋肉がカチカチに固まる→骨格を歪ませる→血流・リンパの流れ・脳脊髄液の流れが滞る→筋膜に自律神経負担で発生した熱がこもる→原因不明の症状(未病段階)が現れるという事になっていきます。

現代人は目に見える『画像』『数値』などしか信用できなくなり、世の中も『エビデンス(科学的根拠)』がなければ批判や認めないなどという風潮です。
もちろんそういう『根拠』は大切です!それがなければ胡散臭いものが蔓延してしまうし騙されたりする事も増えて危険ですからね(‘ω’)ノ

しかしながら思うのは人間は自然の生き物でありロボットではない、自然の影響を受けて生きているという事なんですよね。
科学的に解明出来ない事の方が圧倒的に多いわけです。
なので『科学的根拠』『自然の摂理』の両方を持ち合わせて上手に生きていく事が大切ですよね(●´ω`●)
バランス良く生きていきましょう♪